- しあわせ道(Dou) -

- 経営者の長年抱える悩み、社内の問題解消 -

経営者の条件

経営者の義務は、修養・社員のイノチを輝やかす・社会貢献し徳を積むことです。単に、経営者とは経営の数字が見れるであったり、いかに人を使いこなせるかなどではありません。

大半の経営者に対して共通している責任は「赦し」です。

 

当然のことながら日夜、夢の中でさえ、会社のことを何よりも誰よりも一番に考えているのは社長です。例えば…普通の社長の考えであれば会社がより儲かるために、新商品開発…有能な人材を起用、利益を生むための幹部などの人の動かすテクニックを身につけようとするでしょう。このような手段も確かに悪い事ではございません。しかし、手段はあくまでも手段。手段とは、単なるツールにしか過ぎません。本当の意味でツールで会社が良くなるかというとそういうわけではありません。社長は、何かよい手立てがないかと色々な情報を入手し、色々考え、試行錯誤しながら行動を起こします。しかし、大半の経営者が経験されているように、大方のものは、その場しのぎにしかならないものです。

 

社内で起こる問題、事故、不具合など全て…管理者、社員の問題ではなく、全て社長の責任です。取るに足らないと、そうお考えになる方も多いはずでございます。 


しかし大切なのは、大元である根本の解決です。

 

過去、様々な実験を通し、理論や実証など科学的にも証明されていますが、この地球という星は高いところから低いところに物が落ちます。大自然も山から平地に向かって水が流れ、川となりました。それ同様、社長が持つあらゆる”良いも悪いも”全て、低いところに流れていきます。それは、社内だけだは、ありません。取引先や顧客、家族もです。

 

「赦し」

大和言葉は、音(おん)一つ一つに意味を持ち霊力が宿っていると言い伝えられています。
では、わたし目線から「赦し」を、大和言葉からひもとくと…

 

「ゆ」は、個々様々な気づきから、心を"ゆらゆら"と揺らすこと。

「る」は、人は"人生の道"を間違えやすい野蛮動物です。また時代の波に飲み込まれやすい性質がございます。その大きな時代の渦に巻き込まれていては、自分を見失います。本来の大切なものなど見えません。常に、不安と恐怖、ジレンマと怒りに苛まれ続ける人生を歩みます。だから、その不和とする渦のラットレースから打破するために、クルクルと逆回転させて、抜け出すことを意味します。

 「し」は、”しな”を表し、息長を意味し、現訳すると「氣息の長く遠く吹きわたる」とされています。=末永く。

 

つまり…

"ゆ"=ゆらゆらと心を揺さぶり、気づきを得る。

"る"=氣づきを元に素直に動く。

"し"=末永く…(弥栄)。

 

 

経営者の任務

 人は、本来あるべき姿に立ち返り、ひとりそれぞれそのものの役割があるものです。
「赦し」は本来あるべき会社の姿や、社長の姿に立ち返らせます。

 

「赦し」は、自己流や社長ひとりで試行錯誤しもっておこうと膨大な時間と労力を要します。風変わり祈祷とは、効率的に集中して一筋縄ではいかない経営の不和緩和を行うものでございます。そして、経営者自身である自分の命を咲かす。己の命を咲かせることとは、人を命をいかす(生かす・活かす)ための魂に己が修養することです。

 

最後に余談になりますが…

世界のため、日本のため、経営のため偉大すぎる笹川良一さんを研究していて、それが、きっと笹川良一さんの生き様であり、子孫(現・地球人)への教えなのではないかと、わたし個人的に思うでございます。またそれが、笹川良一さんがお掲げになられた「世界一家人類皆兄弟姉妹」なのではないでしょうか。