子供への愛の教え

その歳…
その時によって
ステージは変わるもの。

しかし…どんな時代であれ
変わっちゃいけないものがある。



-このご時世になる前-

息子と大人の雰囲気で生演奏と
本格的なカクテルが堪能できる
Barに足を運んでみた。


ドリンクメニューを開け…
目線を少し下げると
葉巻のメニュー…。


葉巻を
体感させてあげたい…。
そぉ思い、葉巻を注文した。



興味津々に葉巻をくわえる息子。
口から吐いた煙が天上に広がり
葉巻の芳しい香りが
カウンターに漂う…。



葉巻は、息子の父親との
思い出深きもの。
いつの間にやら…息子も
こんなにまで大きくなっちゃった。



希望に満ちた息子の横顔が…
ろうそくの炎で
少しばかりか大人びたように映る。



父親らしいことなど何一つない。
父親と暮らした記憶のない息子。
しかし
限られた質問から
わたしというフィルターを
透して見る父親像。


いつの頃からか
父親を尊敬する思いが
息子を人間として
大きくしたのかもしれない。


ふと全身全霊…全力で
彼を愛した頃の記憶が蘇り…
そんな自分を実に逞しく
微笑ましく感じる。


全身全霊…
全力で愛しながらも
なるだけ出過ぎないよう努める。



弟や息子、
息子の周りに伝えてきたこと…。
それは…
心の底から人を愛することに対し…

・恐れをいだかないこと。
・妥協しないこと。
・カッコ悪いと思わないこと。
・振られたときのことを考えないこと。
・相手より優位に立ちたいと思わないこと。
・静かに慎ましく愛すること。



愛はカタチないものだからこそ
本人は不安になるものでございますが…
人を愛する姿勢は
子供に見せることができる。
そして、子供の心が大きく育つ
キッカケになる…。
わたしは、そのように感じています。



愛し下手になった現代人。
プライドが先行する現代人。
相手より優位な立場を望む現代人。
愛は与えられるのを
都合良くただ待つのではなく…
自分の胸の奥から見出しシッカリと
向かい入れるもので
自分に酔いしれるためのツールでも
ゲームでもありません。


派手さなど決してなく
静かで地味ながらも
奥底にある愛を感じるからこそ
安堵感や希望…感謝の意が
清らかに湧いてくるものです。


何か目立ったこと、非凡なこと
人を驚かすようなドラマテックを
喜ぶ傾向にある故…
人は1番大切なものを
見落としがちです。


人を心底愛すること
強い人間の出来ること。
そして、それは自己管理を含む
人間力の修養です。


たまには真剣に愛について
自分に問うてみる。
それは自分にとって
貴重な時間となりましょう。
そして…
老若男女ともに心底愛することを
決して恐れないでください。




愛だの恋だの…
殿方には面白くない
目線かもしれません。

笹川良一さんのことを研究し
確かに良一さんの言葉では
そのような文献などございませんが…

「愛する偉大さ」
言葉なきながらも良一さんが
現代人へ伝えたいことの１つ
なのかもしれない…。
個人的に、わたしはそのように感じるのです🌸




当たり前と思っていた何気ない日常が
有難いということ。
それを感じずにはいられない日々……。

世界一家 悪疫悉除